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ダイロンでホワイトジーンズをパステルカラーに染めてみた

ホワイトジーンズも飽きたので、カラーパンツをはいてみようとネット通販であれこれ探してみたんだけど、色がどぎついうえに、サイズも小さくて履けないのは多いんです。

今履いてるユニクロのホワイトジーンズがサイズ豊富でいいんだけど…そうだ!このホワイトジーンズを染めてしまおう!と思い挑戦してみました。

パステルカラーに染めたホワイトジーンズ

揃えた物 合計3,856円

  • ダイロン(マルチ) 5g 540円 (Amazon)
  • カラーストップ 50ml 378円 (Amazon)
  • 大きな入れ物(ペンキコーナーに売ってたブリキ10L缶)849円
  • ボール&泡立て器(ステンレス製)1,690円
  • 塩 30g(家にあった)
  • ビニール手袋(長目で厚手)399円
  • エプロン(家にあった)

染める準備

後で分かったのですが、ブリキ缶は錆びるのが早いのではプラスティック製のバケツとかの方が良いです。ボールと泡立て器とかは家にある物使えば節約できますね。使用後は家庭用洗剤で洗えば使えるそうです。なので実質は1,317円で済みます

染色に適した場所はどこがいいか?

ダイロン1袋につき3.3Lのお湯が・・・って書いてあるんですけど、ジーンズ沈めるには6Lくらいは必要です。お風呂場の給湯器とかだと60度が限界なので、80度のお湯を6L用意するにはガスコンロが必要ですからキッチンが最適です。コンロでお湯を沸かしながらシンクで作業できる流れは効率がいいです。

ちなみに今回はスパゲティー用の鍋と手鍋の2つを使ってお湯用意しました。

染色の手順

  1. 染色する服(ホワイトジーンズ)を濡らしておきます
    ジーンズを水に漬ける
  2. お湯を沸かします
    手鍋2つ使ってせっせと湧かしてました。お鍋の底に気泡が見えてきたら80度くらい。あまり沸騰させちゃうと揉み揉みするとき熱いのでこれくらいが丁度良いです。
  3. ボールにお湯を500ml入れ、ダイロン1袋(5g)を溶かします
    ボールにお湯を500ml入れ、ダイロンを溶かします
    ダイロンを先に入れてお湯を入れると粉が飛散してあちこち色が付着してしまうので、先にお湯を入れてからダイロンを入れてゆっくり混ぜる。これがベストだと思いました。ちなみにダイロンを開けた時に指に粉が付着すると指に色が付いてしまうので、この段階から手袋しましょう。
  4. 染色容器に塩(15g)を入れ、お湯を入れかき混ぜます
    染色容器に塩(15g)を入れ、お湯を入れかき混ぜます
    湧かしたお湯を染色用の大きな器に注ぎ、大さじ1の塩を入れてよくかき混ぜます。なぜ塩を入れるのか?染料の酸化を防ぐためではないかな~と思います。
  5. 染色容器に溶かしたダイロンを入れてよくかき回します
    染色容器に溶かしたダイロンを入れてよくかき回します
    ボールで溶かしたダイロン溶液を流し込んでよ~くかき混ぜます。
  6. ホワイトジーンズを入れて揉み揉みします
    ホワイトジーンズを入れて揉み揉みします
    ただ落とし込んだだけだと色むらができてしまうので、ゆっくり上下に揉み揉みしながらしずかに漬け込んでゆきます。このとき染料が飛ぶと服も染まってしまいますので必ずエプロンを着用しましょう。
  7. 20分放置
    20分
  8. 水洗いしてる間にお湯を沸かします
    水洗いは10回ほど行うのですが、結構時間がかかるので、この間にカラーストップ用のお湯を沸かしておきます。水洗いは5~6回くらいで色が出なくなりますが、念には念を入れて10回やりましょう。
  9. カラーストップの準備をします
    染め上がった衣類を一度ボールに移して、染色容器にお湯を入れます。カラーストップは液体なので、そのお湯の中に注ぎ入れてよくかき混ぜます。
  10. ホワイトジーンズを沈めて15分
    染色した衣類をカラーストップの入ったお湯にゆっくり沈め、揉み揉みしてから15分放置します。
    染色した衣類をカラーストップの入ったお湯にゆっくり沈める
  11. カラーストップを水洗いします
    3~5回ほど水洗いします。
  12. 洗濯機で脱水します
    軽く水を切ったら洗濯機で脱水します。(洗濯槽には色移りしてなかったです)
    洗濯槽に色移りなし
  13. 陰干ししてできあがり!
    天日干しすると色むらになることがあるので陰干しです。風通しのいい部屋の中で干しましょう。
    陰干し

 

パステルカラーちゃうやんけー!

は?という顔

1袋には5gしか入って無いのに、想像以上に濃く染まってびっくりです。発色は無茶苦茶明るくてキレイな色ですけどね・・・。 若い人しか履けませんわこの色。

ついでなのでグリーンでシャツとホワイトジーンズも染めてみた

キングフィッシャー(ブルー)が上手くいったので、調子にのってエメラルド(グリーン)でホワイトジーンズとホワイトシャツも染めてみました。どちらもユニクロ製で綿100%です。

シャツは凄くキレイに染まりましたが、ホワイトジーンズは所々染め群ができてしまい微妙な感じになってしまいました。この染め群は多分中古だから。新品を染めてたら無さそうな感じです。

エメラルドは凄い発色なので水洗い後、カラーストップする前に一度洗濯して色落ちさせました。それでも結構明るい色なので覚悟して着るしか無さそうです。

ダイロンで染めたホワイトジーンズとシャツ

2色目染めるときは周りをよく掃除してから!

ブルーの後でグリーンを染めたらグリーンにブルーの点々が付いててがっくりきてしまいました。おそらくブルーの粉がどこかに付着してて、それがくっついてしまったんだと思います。1日に1色がいいかも。

今度こそパステルカラーに染めてやる!

ということで再び新品のホワイトジーンズを2本買ってきて再チャレンジしました。

より繊細な濃度をチェックしながらできるように白いバケツを購入してきました。と言ってもこれ、ニトリで売ってたゴミ箱(399円)です。充分使えます。

染色セット2

まずは洗濯機で洗って汚れを落とし、濡れた状態にします。

その後染めるわけですが、まずは耳かき1杯分のダイロンを入れてテスト・・・うっす!ほとんどホワイトジーンズという感じでむしろ色移りしちゃったの?的な感じだったのでもう1杯投入して再染め直し。

ホワイトジーンズを染める

底が見えるか見えないかくらいが丁度いいみたいです。ブルーレットと同じ濃度だなこれ(笑)

ダイロン濃度比較

これは上手くいきました♪ということで最適なダイロン量は耳かき2杯。多分1gにも満たないと思います。

余ったダイロンは飛ぶとあちこちが染まってしまうのでラップに包んで保管しましょう。

余ったダイロン

あとは前回と同じ工程で染色&水洗い=乾燥でできあがり!なのですが、染料が少ないので水洗いは3回くらいでいいみたいです。

理想的なパステルカラーに染まりました。これくらいの淡い感じなら堂々と外に着て行けます。

パステルカラーに染まったホワイトジーンズ

新品を使ったので色むらも少なく販売できるレベルくらいキレイに染まりました。ダイロン5gでおそらく2~30本は染められるので需要があれば副業にもいいかも?面倒くさいから誰かやってください(笑)

経験から分かった注意点

  • 中古ジーンズを染めると色むらが起きやすい。
  • 同時に何色も染めようとすると他の色が飛び付いてしまって色むらになりやすいので、1日1色にする。もしくは1色終わったらよ~く掃除してから次の色を染める。
  • ブリキ缶は塩であっという間に錆びるので使わないこと。

以上、みなさんも是非チャレンジしてみてください。